医師という立場は、他人の人生をリングサイドで観戦する立場にあります。がんなどの難病を告知する瞬間など、想像に難くないでしょう。そんなときは二人の患者の運命を握っている」という優位な立場に酔いしれる自分がいるかもしれません。誠に不謹慎な話ではありますが事実です。しかし、人生を経験するにつれ、実につらい立場でもあることがわかってきます。それは患者さんにただただ同情を寄せる、という単純なものではなく、自
患者の人生をリングサイドで垣間見る... の続きを読む
パスワードは、銀行やメールやウェブサイトなどで30〜40ぐらいを持っています。この管理には気を使うし、万全のセキュリティはありません。管理ソフトも使っていますが、これでいいのかといつも悩んています。その管理烹用途別に10ぐらいのネット銀行を使いますが、これらは1か月半から2か月おきにパスワードを変えています。変えたパスワードは、まず、パソコンのパスワード管理ソフトにその都度入力します。しかし、パソ
悩み多きパスワード管理... の続きを読む
僕の左胸はその痛みを感じた。おかしなことに左胸には鍵穴があり、そこに「心の鍵」はぴったりと差し込まれている。少女は鍵を回転させた。すると心の扉が小さな音をたてて開いた。なんだ、こんなに簡単なことなら初めから誰かにやってもらうべきだったな。そんなことを考えていたら、その開いた心の扉から少女はなかにするりと入り込んだ。心のなかに彼女の存在を感じて、舌打ちをした。まったく、これはどういうことだ?少女売春
生命力に溢れていた... の続きを読む
「知らされた上の同意」といっても、単にありうるべき可能性を数限りなく並べて専ら患者の選択にまかせるのでは、医者としての責任を放棄することになりますから許されることではありません。「知らされた上の同意」ということは、医学的な意思決定者としての医者の責任を素人の患者に転嫁することであってはならないのです。医者としての、専門家としての意思決定を自らの責任で行なった王で、その理由を分かりやすく説明して患者
知らされた上の同意... の続きを読む
今年の私だが、昨年と変わったことをする予定はまったくない。本を2冊出すが、昨年書き上げた作品なので、抱負というほどのものではない。毎年暮れになると、病院の外来で常連の患者さんたちと来年の健康診断の予定を話し合う。胃の内視鏡は4月に、大腸の検査は10月に、などという具合だ。ここ数年、この話し合いがおっくうになってきた。患者さんたちはほとんどが7、80歳代の人たちなのだが、来年の生存を楽観すること小児
老人のしたたかな笑顔に励まされて生きられそうな気が... の続きを読む