各都道府県によって多少違いますが、選考試験は通常、第1次選考と第2次選考に分けて実施するところが大半です。この場合、第1次選考の合格者のみ第2次選考を受験できるというシステムがとられています。第1次選考は筆記試験で、「一般教養」「教職教養」「専門教養」の3科目から出題されます。それぞれの科目からの代表的な出題範囲を以下にまとめてみました。〔一般教養〕いずれも中学・高校の教科書程度人文科学……国語・英語・地理・歴史・倫理社会科学……政治・経済自然科学……数学・理科論文。「教員になるにあたっての抱負」「最近の教育問題について」「理想の幼児教育とは」など〔教職教養〕教育原理……教育法規・教育制度・教育の歴史・教育の概念教育心理学……発達の原理・発達の段階児童心理学……幼児の発達〔専門教養〕幼児教育……西洋と日本の幼児教育史・幼児教育の目的と方法・幼稚園教育要領・保育内容その他……健康、人間関係、環境、言葉、表現の5つの領域から、それぞれの性格・意義・内容について出題第2次選考では、面接と実技、健康診断が行われます。各都道府県によって内容はマチマチなので、就職を希望する地域の出題傾向に関しては、その傾向と対策を前もって把握しておきましょう。〔面接試験〕その人の幼稚園教諭としての適性や人間性を見るために実施されます。第2次試験でのキーポイントです。〔実技試験〕音楽リズム、図画、運動などが中心に行われます。実施の有無は各地域によって異なります。〔健康診断〕持参した健康診断書をもとに行われます。第1次選考は、7月中句から下旬にかけての日曜日に実施され、試験結果は8月上旬から中旬にかけて通知されます。ここで「合格」の通知をもらった人だけ、8月中旬から下旬に実施される第2次選考へとコマを進めることができます。
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